配属を希望する方へ

参考になりそうな情報

渡辺研究室での研究生活

2021年度の研究室配属の説明
2020年度の研究室配属の説明
2019年度の研究室配属の説明

はじめに

渡辺研は、数値計算を主な研究手段として、物理現象の解析をしたり、機械学習を用いて「知能とは何か」を考えたりする研究室です。渡辺と一緒に研究してみたいという人を歓迎します。大学生活において研究室選びはとても重要です。研究テーマと同じくらいか、それ以上に指導教員との相性も重要です。ぜひよく調べて、充実した大学、大学院生活を送れるようにしてください。

何をやっている研究室か

渡辺研では、主に数値計算を用いてシミュレーションを行い、物理現象の解析を行います。理論解析も行いますが、その理論の検証のために数値計算を使うことが多いため、基本的にプログラムを組んで、実行し、その結果を解析することで研究をすすめることになります。プログラミングは必要に応じて教えますので、配属前にプログラミングができる必要はありません。渡辺研では、特にスーパーコンピュータを用いた超並列計算を行うことで、よそではできないような研究を行うのが特徴です。スパコンを使ってみたい、並列計算に興味がある人を歓迎します。また、SIMDやGPGPUを使った高速化にも取り組んでいます。そういうのが好きな人も楽しいと思います。

渡辺について

渡辺のこれまでの研究については、例えばこれまでに書いた論文(Google Scholar)や、公開しているプログラム(GitHub)を参照してください。これまでに公開したスライド(SlideShare, SpeakerDeck)なども参考になるでしょう。もし気になるなら、例えば科研費データベースからこれまでの予算獲得状況を見ることもできます。また、渡辺が書いた「一週間でなれる!スパコンプログラマ」という記事を読んでみると、「スパコンを使う」という事についてイメージが湧きやすいかもしれません。

プログラミング言語について

渡辺研では日常的にプログラムを書くことになろうかと思いますが、プログラミング言語は好きなものを使ってかまいません。特に希望がなければ、並列計算機ではC++、解析にRubyもしくはPythonを使うことになろうかと思いますが、RustでもPerlでもJuliaでも、もしすでに使える言語があれば何を使ってもOKです(渡辺があまりよく知らない言語だと、デバッグが難しくなりますが・・・)。多くのスパコンにはFortranもしくはC/C++が標準でインストールされており、それを使えばあまり苦労することなく並列計算ができますが、自分で環境を整えられるのであれば、好きな言語で並列計算をしてかまいません。

卒論について

4年生では、一つのテーマについて「研究」を行い、卒業論文としてまとめます。自分でプログラムを組み、何かシミュレーションをして、その結果を解析、考察をすることになります。ここでは「論文の探し方」「研究の進め方」「発表の仕方」「成果のまとめ方」など、基本的なことを学びます。繰り返しになりますが、指導教員との相性は大事です。「放任型」や、「がっちり指導型」のどちらのタイプがよいか、人によって違うかと思います。渡辺は研究に対しては「放任型」、論文やプレゼンなどについては「がっちり指導型」だと思っています。もし「なんか違うな」と思ったら、遠慮せずに相談してください。「他の研究室に移りたいと言ったら失礼じゃないだろうか」と心配する必要は(少なくとも渡辺には)ありません。

修士課程について

修士の二年間では、物理学会での発表と、査読論文一編をまとめることを目標とします。このあたりから、「研究の最先端については、指導教員よりも詳しい」という状態にならなければなりません。また、多くの場合、就職活動もするでしょうから、かなり忙しくなるかと思います。少しでも悩んだり、「次に何をしてよいかわからない」という状態になったら、渡辺に相談するようにしてください。修士論文をまとめるのはかなり大変だとは思いますが、その経験は今後大きな財産となることでしょう。また、大学院は研究をする場所であって、学部の勉強を続ける場所ではありません。インプットとアウトプットのバランスを意識するようにしてください。

博士課程について

渡辺は「博士課程に進学したい」という学生を歓迎します。しかし、もし「博士課程に進もうか迷っている」と相談されたら、渡辺は例外なく「やめたほうがよい」と伝えることにしています。博士課程は、「進むかどうか迷っている」人が進むべきところではないと思っているからです。これは「博士課程に進学するには才能が必要だ」と言っているのではありません。よほどの早熟でなければ、「その後、研究者としてやっていける才能があるかどうか」なんて誰にもわかりません。渡辺は、ただ「博士課程は、進みたいと思った人が進めばよい」と思っています。

博士課程の学生は、もう「自分の分野」については、指導教員よりも詳しくなければなりません。研究面では、指導というよりは「共同研究者」として接することになります。修士の頃は「査読論文を書く」ことを「目標」としましたが、博士においては「年二回の物理学会での発表と、査読論文を一編以上書くことはマスト」だと考えてください。「博士課程在籍中に、査読論文を二編公開する」というのが標準的なラインだと思います。そのためには、「研究をまとめる」という気持ちが重要です。研究をしているとどうしても「あれもやりたい」「これも詰めたい」と興味が発散しがちになりますが、もし博士課程に進むのであれば、「研究を論文にまとめ、世界に知らせる」という作業が必須となります。

「渡辺研で修士号を取得したなら、博士も渡辺研でなければならない」なんてことはありません。繰り返しになりますが、「他の研究室に移りたいと言ったら失礼じゃないだろうか」と心配する必要は(少なくとも渡辺には)ありません。やりたいことを相談してくれれば、渡辺はできる限り希望に添える研究室を探します。

世界一を目指すということ

渡辺は世界一を目指しています。どんな小さな分野でもよいから世界一になりたい、と思っています。しかし、どんな小さな分野でも、その分野ですごく頑張っている人がおり、世界一になるのは極めて大変です。渡辺はまだ「ここでなら世界一になった!」と断言できる分野を持っていません。しかし、まだあきらめていません。一緒に「世界一」を目指してみませんか?

渡辺はみなさんの研究生活がより充実したものになるように努力します。みなさんも自分の研究生活でより多くのものが得られるように努力してください。

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