共著論文が公開されました

共著論文が公開されました。主に菊地さんによる仕事で、モデル化されたリン脂質による二重膜の揺らぎを調べることで、膜の復元力として界面張力から弾性へのクロスオーバーが観測されるという結果を得ました。単層膜の揺らぎから支配的な復元力を調べた以前の仕事[S. Kikuchi and H. Watanabe J. Chem. Phys. 158, 124901 (2023)]と相補的な内容であり、単層膜と二重膜の力学的な性質の違いについても論じています。

Fluctuation of a bilayer composed by surfactants
Shunta Kikuchi and Hiroshi Watanabe

arXiv:2404.18486