共著論文が公開されました

共著論文が公開されました。主に物性研の浅野さんによる仕事で、振動板による音波が、気泡生成を伴う条件下でどのように振る舞うかを大規模な分子動力学シミュレーションにより解析したものです。連続転移領域と一次転移領域で音波の振る舞いが大きくことなることや、気泡の影響により減衰は強くなるが波長が変わらないなどの結果を得ました。特に後者は実験の観測事実と異なっており、さらなる解析が必要です。

Effects of gas-liquid phase transitions on soundwave propagation: A molecular dynamics study
Yuta Asano, Hiroshi Watanabe, Hiroshi Noguchi

arXiv:2112.07139