渡辺研究室での研究生活

研究の進め方

渡辺研究室では、週に一度のグループミーティング(1時間程度)及び本読み輪講(1時間程度)への参加は必須ですが、それ以外に「この時間は研究室にいてください」という時間は特に設けません。特に近年はコロナ禍もあり、多くの学生がほぼフルリモートで研究をしています。

グループミーティング

週に一度、メンバー全員が参加するミーティングです。全体の連絡事項を伝える他、メンバーが順番で発表をします。発表内容は論文紹介や研究の進捗紹介、学会発表練習などです。一人ないし二人が30分程度、全体で1時間程度のミーティングです。

1on1ミーティング

グループミーティングとは別に、学生さんと渡辺が一対一で話す「1on1 ミーティング」を実施しています。一週間に一度、一回三十分くらいを目安としますが、特に話すことがなければスキップしてもかまいません。

本読み輪講

教科書を決め、みんなで当番を決めて読みます。担当があたった人はその場所を読んで理解し、参加者にわかるように説明します。2020年度は「統計力学 (田崎晴明 著)」、2021年度は「熱力学 (佐々真一 著)」を読みました。

研究室Slack

研究室での情報交換は、ほぼ全てSlack上で行います。全体のアナウンス用チャンネル、雑談用のチャンネルの他に、学生さんには本人と渡辺の二人が参加するパブリックな個人チャンネルを用意し、ここで渡辺と研究の相談をします。参加者は二名ですが、パブリックなチャンネルなので他の人の個人チャンネルを覗くこともできます。他にM1チャンネルやB4チャンネルなどがあり、情報交換しているようです。

研究設備

原則として、学生には一人一台PCが与えられ、それで研究を進めます。それ以外に研究室クラスがあり、重い計算などはそこで実行します。また、修士からはスーパーコンピュータが使えます。渡辺研では主に「富岳」や東京大学物性研究所のスパコンを使っています。

配属にあたって必要な知識

原則として、研究に必要な知識は配属後に教えますので、事前に必要な知識はありませんし、配属が決まってから何かを勉強する必要もありません。日常的にプログラムを組むことになりますので、プログラミングができるに越したことはないですが、できなくても配属後にマスターできれば問題ありません。

卒研配属のあと、週に一度程度「ハンズオン」をします。これは主にツールの実習を行うもので、GitやGitHubの使い方、分子動力学コードLAMMPSの使い方、Pythonによる簡単な機械学習やDockerなどを学びます。ハンズオンの内容については以下のリポジトリで公開しています。

数値計算用PCセットアップ資料

研究テーマについて

研究は好きなことをしてかまいません。渡辺研では「先生がやれといったテーマ」を研究したり、「先輩がやってたテーマ」が降ってくることはありません。渡辺がテーマの例は紹介しますが、それを研究するもしないも自由ですし、途中でテーマを変えるのも(卒論・修論に間に合うなら)自由です。ただし、渡辺が数値計算の専門家なので、そこから外れたテーマについては、助言の精度が下がります。

研究と勉強について

卒業研究、修士論文研究は「研究」であって「勉強」ではありません。渡辺研では(渡辺の専門である)数値計算や統計力学の話題を扱うことが多いですが、それらを学ぶことが卒論、修論の目的ではありません。卒論、修論の研究をするために必要な勉強をするのであって、勉強のために研究するのではないことに注意してください。渡辺研は自主性を重視します。自由と責任は表裏一体です。「これをやろう」「あれをやってみよう」と強く意識しなければ、無為な時間をすごすことになるでしょう。やりたいことはあるが実現方法がわからない、やってみたが詰まってしまった、という場合はすぐに渡辺に相談してください。自主性は重視しますが、それは「なんでも自分でやれ」ということを意味しません。わからないことがあればどんどん聞いてください。渡辺はできるかぎりのサポートをします。

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